妊娠のための着床時期の過ごし方!性交はあり!?

着床時期の過ごし方

妊娠を考えているのなら、タイミングを取った後の着床時期ってデリケートな時ですよね。

そもそもこの着床時期をどういう風に過ごしたらよいのか、性交渉はしていいの??などなど、気になる過ごし方をまとめて紹介しますね。

 

着床って?

そもそも着床って何でしょうか?

1回の射精で放出される精子は数千万個と言われていますが、その中でし烈な争いを勝ち抜いた1個の精子が卵子の中に入ることを受精といいます。

 

受精の時、卵子の周りを沢山の精子が取り囲むのですが、入れるのはたった1個で、しかも1個が卵子の中に入ると、それ以上入って来ないよう卵子の周りに膜みたいなのができて精子の侵入を遮断するんです。

すごくよく出来ていますよね。

産婦人科の先生にその写真を見せてもらいましたが、それには生命の神秘みたいなものを感じてしまいました。

 

そして、卵管膨大部で受精した受精卵は細胞分裂を繰返しながら、子宮に向かいます。

子宮内にたどり着いた受精卵は、子宮内膜にもぐりこんで根を下ろします。

これが「着床」です。

 

受精卵はたくさんの「絨毛」(じゅうもう)と呼ばれる突起を出して、子宮内膜い食いこんでいくんだそうですよ。

そしてその内膜の血管から母体の栄養や酸素を吸収しながら、赤ちゃんへと育っていくのです。

 

着床の時期はいつぐらい?

受精してから約7~10日後といわれています。

例えば、月経開始から14日後に排卵し受精した場合、着床は月経開始から21~24日後になります。

排卵は人によって12~20日と差があるので、着床時期を知るには、正確な排卵日を知る必要がありそうですね。

 

ちなみに排卵日を知る方法は大きく分けて3つあります。

  1. 基礎体温から知る
  2. 排卵検査薬・排卵チェッカーで検査する
  3. 病院でタイミング指導をしてもらう

 

「1.基礎体温から知る」ですが、基礎対応表をある程度つけていると、自分のリズムが段々と分かってきます。

低温期が続いた後、最後にさらに体温が下がる日があり、これを「最低温日」といいますが、その後、排卵が起こります。

必ずしも最低温日に排卵が起こるとは限らないので注意してくださいね。

 

「2.排卵検査薬・排卵チェッカーで検査する」ですが、「尿」で調べる排卵検査薬と「唾液」で調べる排卵チェッカーがあります。

初めての人が使いやすいのは、見た目で判断しやすい排卵検査薬だと思います。

排卵が起きる約24時間~36時間前に、一時的に「黄体形成ホルモン(LH)」の分泌量が急激に増えるのですが、排卵検査薬は、この「黄体形成ホルモン」に反応して陽性判定をするような仕組みになっています。

 

「3.病院でタイミング指導をしてもらう」ですが、これは不妊治療のファーストステップです。

超音波検査によって、卵胞の大きさを測ります。

卵胞が直径18ミリ~22ミリ程度になると排卵されるので、測ったサイズから、後何日で排卵をするのか予測します。

 

着床のサインはある?

サイン

妊娠を望んでいる人にとっては、これはとても気になることですよね!

いつもと違うところがないかを探り、何か違うところがあったら、それは着床のサイン??なんて、色々症状を調べては一喜一憂してみたり。

産婦人科の先生に聞いてみてもあまり感じない人が多いそうです。

妊娠してみて後でそう言えばそうだったかも・・・なんていう人がほとんどです。

 

とはいえ、気になりますよね。

一般的にこんな兆候があるということを紹介しますね。

 

着床出血

着床出血とは微量の出血のことで、受精卵が子宮内膜にもぐりこむときに、子宮内膜の組織や血管を傷つけることで起こるものです。

着床出血は月経予定日の数日前から、予定日ごろに起こるといわれています。

 

着床時出血の量と期間には個人差があります。

月経よりも量が少なく、色は鮮明なことが多いようです。

とはいえ、月経との区別が難しい場合もありますし、切迫流産や子宮外妊娠などの別の原因の可能性もありますので、激しい腹痛や出血が継続する場合は、産婦人科を受診してくださいね。

 

着床痛

これもよく聞かれる言葉ですが、着床する時に痛みを感じるという医学的根拠はないそうです…。

妊娠した人が後で振り返って「着床の時期に痛みを感じた」と話すことがあるため、妊娠の兆候として挙げられることがあるそうです。

痛みの場所は、腰だったり足のつけ根だったりお腹全体だったりと、場所は定まっていません。

ただ、痛みは「チクチクするような痛み」といわれています。

 

基礎体温

基礎体温をつけていると、排卵後、基礎体温が上がり高温期になるのが分かると思います。

これも着床すると必ず起こるものではありませんが、高温期の10日前後に1日だけ体温が下がる「インプランテーションディップ」があると、着床をした兆候だといわれています。

 

上の画像が「インプランテーションディップ」が見られる基礎体温グラフです。

高温期が始まってから1日だけ体温が他よりも下がっている箇所がありますよね。

そこが「インプランテーションディップ」です。

 

基礎体温は計るときの状況や体調など、わずかなことで変わりやすいですし、私のように安定していないとなかなか判断は難しいかもしれませんが、1つの目安とはなりそうですね。

とはいえ、妊娠を望めば望むほど、高温期中の体温低下はリセットか?と思ってかなりビビりますよね。

あまり神経質にならず、状況を見守ってくださいね。

 

着床時期の過ごし方

睡眠

着床の仕組みが分かったところで、やはりその時期どう過ごしたらいいのか気になりますよね。

体の中では変化が起こっていても、実際にはあまり感じないからこそ大事に過ごしたい時期です。

 

体を冷やさない

これは着床時期に限ったことではありませんが、「冷えは万病のもと」と言われるように、やはり体を冷やすのは良いことではありません。

 

着床時期は、体温を上げる作用のある黄体ホルモンが分泌されます。

黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くふわふわにして、受精卵が着床しやすいようにサポートする役割があります。

無事に着床した場合は、さらに分泌を続け、受精卵を保護する役割もあるんです。

 

冷えにより血液の流れが悪くなると、黄体ホルモンなどの女性ホルモンが体の隅々まで行き届きません。

とすると、子宮環境を整えるなど、妊娠のための準備が十分に出来ないことになります。

 

ですので、体を冷やす冷たい飲み物や冷たい食べ物はなるべく控えましょう。

また温かい地域でとれるものや夏が旬の野菜や果物には、体を冷やす作用があるので、一度にたくさん食べるのは控えましょう。

体を冷やす食べ物
《野菜》
なす、きゅうり、ゴーヤ、キャベツ、ミョウガ、トマト など

《フルーツ》
スイカ、バナナ、パイナップル、なし、柿、マンゴー など

 

その他にも、クーラーで冷えた室内にいる時は、カーディガンを羽織るなど、体を冷やさないようにしましょう。

足首からふくらはぎを温めるのも効果的ですよ。

足首からふくらはぎには、子宮や卵巣機能高める経路が流れているので、スカートで無防備になっている足首~ふくらはぎをケアしてあげてくださいね。

 

血行を良くする

血の巡りがよくなると、栄養が隅々まで届き、子宮環境も良くなります。

冷えを改善することはもちろんですが、軽い負荷の有酸素運動もおすすめです。

例えば、ウォーキングやストレッチ、ヨガ、リンパマッサージなど、無理をせずゆったりと出来るものがいいですね。

ただし、激しい運動は逆効果なので注意してくださいね。

 

そして、シャワーだけでなく、湯船につかることもおすすめです。

リラックスして体の芯から温まりましょう。

 

体にいい食事をとる

体にいい食事とは、バランスがよく、添加物がなるべく入っていない食事です。

偏った食事や添加物は体にストレスを与えます。

とすると、ホルモンのバランスが乱れ、妊娠のための準備が十分に出来ないことになります。

 

また血行を良くするために、体を温める食べ物を意識してとるのもいいですね。

例えば、「しょうが」や「長ネギ」「ニンジン」などの根菜類です。

 

甘いものは体にとってストレスなので、なるべく控えましょうね。

とはいっても、仕事中のチョコレートがやめられない!なんていう人もいるかもしれません。

という人は、カカオ高めのチョコレートに変更したり、徐々に減らしていくなど、工夫してみてくださいね。

他にも妊活におすすめの食事はこちらをチェックしてみてください。

妊活におすすめの食事!摂るべき栄養やメニューを紹介!

 

禁煙する

喫煙は血行の流れを悪くします。

血行の流れをよくしたいこの時期に、喫煙は厳禁ですね。

 

また、妊娠中にタバコを吸うと、低出生体重児の頻度が2倍になり、1日の喫煙本数が増えるほど出生児の体重減少が大きくなるというデータがあります。

そのほか、自然流産、早産、周産期死亡率、常位胎盤早期剥離などの頻度が上昇すると言われています。

 

着床時期だけでなく、妊娠を考えているなら、喫煙は必須ですね。

 

飲酒は控える

冷たいビールなどは、体を冷やす原因にもなります。

過度のアルコールは妊娠の妨げにもなると言われているので、なるべく控えましょう。

 

良質な睡眠をとる

着床力を高めるには、女性ホルモン(黄体ホルモン、卵胞ホルモン)がバランスよく正常に働いていることが大切です。

ホルモンのバランスを整えるためには、規則正しい生活と十分な睡眠が不可欠ですが、特に、夜10時~深夜2時までの間に良質な睡眠をとることが重要とされています。

 

夜10時に寝るなんて、現代人にとってはなかなか難しいことかもしれません。

であれば、夜更かしをせずせめて12時前には寝ましょう。

また、寝る前にスマホやPCを見ると体内時計が狂ってしまい、良質な睡眠の妨げになりますので、なるべく見ないようにするのもおすすめです。

 

ストレスを溜めない

妊娠を望んでいるのに、なかなかできないと、不安や焦りなどでストレスが溜まってきますよね。

けれど、そのストレスによって、ホルモンのバランスが乱れたりするなど、妊娠にとってストレスは大敵なんです。

 

着床はがんばれば出来るものではありません。

私たちがコントロール出来ないもののことをあれこれ考えるよりは、ゆったりとした気持ちで過ごし、妊娠しやすい環境を整えてあげてくださいね。

 

着床時期の性交渉はあり!?

これ、気になりますよね(笑)

妊娠のためではなく、それ以外でも夫婦で夜のコミュニケーションが取れているというのは素晴らしいことだと思います!が、妊娠を望んでいるのなら、その性交渉のタイミングは少し考えた方がよさそうです。

 

実は性交渉によって射精された精子には、子宮収縮作用のある物質が含まれているんです。

そのことが、子宮内膜に根をはろうとしている受精卵の妨げになる可能性もなくはありません。

不妊治療で体外受精をした後、着床しやすいように子宮収縮を抑える薬を処方する病院もあるくらいですから、着床するためには子宮環境はなるべく穏やかな方が良さそうです。

 

また、こんな論文がノースカロライナ大学の研究チームから発表されました。

その論文とは「着床時期の性交渉は妊娠率を低下させる可能性がある」というものです。

 

その研究チームは、以下の条件で30~44歳の女性564名に対して1332周期の性交時期と妊娠を調査しました。

  • 対象の女性には、月経や性交渉、排卵日(排卵検査薬や頸管粘液によるチェック)、妊娠検査薬の結果を4か月もしくは妊娠が判明するまで記録してもらう。
  • 月経初日は2日以上出血が続いた場合、排卵日は次の月経初日、もしくは妊娠検査薬で陽性の反応が出た日から14日前とする。
  • 妊娠可能時期は家庭した排卵日の前5日~後3日とする。
  • また着床時期は仮定した排卵日の後5~9日とする。

 

その結果、着床時期に性交渉が全くなかった方と比べ、着床時期に性交渉をした人の妊娠率はその回数によって低下するという結果が出たのです!

こちらがその結果です。

  • 1回性交渉した場合:98%
  • 2回性交渉した場合:76%
  • 3回性交渉した場合:52%

(参考:http://www.akanbou.com/news/news.2014070501.html

回数を重ねるごとに、妊娠率は低下していますね。

このことから見ても、着床時期には性交渉は控えた方がよいと言えるでしょう。

 

まとめ

妊娠のための着床時期の過ごし方についてお伝えしました。

最後に着床時期の過ごし方をまとめると

  1. 体を冷やさない
  2. 血行を良くする
  3. 体にいい食事をとる
  4. 禁煙する
  5. 飲酒は控える
  6. 良質な睡眠をとる
  7. ストレスは溜めない

です。

それに加えて、性交渉はなるべく控え、着床率を高めましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です